Koy's blog

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2014年10月2日木曜日

20年のサラリーマン生活を強制終了して見えてきた気付きを記録してアウトプットしようとブログを始めた。

初心忘れるべからず、ということで、そもそもブログを始めた理由を書いておこうかな、と。
か〜なり飽きっぽく、忘れっぽい性格なので。

広告会社のサラリーマンだった頃は、年中Tシャツにジーンズで、身も心も自由人を標榜して世の中を斜めに見ていた訳です。
2011年の震災をきっかけに毎日が会社とその業務を最優先して行動することに疑問を感じ始めたのでした。
その年の暮れに大量な下血(慢性化してた十二指腸潰瘍がついに炸裂)とともに意識を失い日赤病院の救急に担ぎ込まれ、素晴らしいドクター&ナースのチームワーク(心から感謝してます!!)と緊急輸血によって一命を取り留めた経験はボクにとって、何を優先して今後の人生を生きて行くかを決める決定的なイベントでした。


その後一年が経過して、ボクはサラリーマンからフリーランスへと移行し、ハワイと東京を往復して暮らすと言う、夢のような生活を始める訳です。
まさに天国なカイルアビーチ


が、もしかすると本当の夢のような生活というのは、やる気があろうが無い時があろうが、少し仕事をサボろうが、二日酔いで仮病欠勤しようが、毎月決まった日に給料が振り込まれる生活じゃないか、とも一方で思い始める訳です。
毎月振り込まれる幸せ〜(写真ドルだけど)


ボクはサラリーマンであった頃から自由人でありたいと考えて生きて来ました。
ただ、会社を辞めてみて骨の髄から「サラリーマン気質」にどっぷり浸っている自分に気付かされたのです。
行動の仕方、コスト感覚、意思決定の方法、全て「ザ・サラリーマン」だったのです。
(その感覚は企業対企業で仕事を進める上では重要なスキルでもあるわけですが。)

サラリーマン社会の中にいるからこそ、多少は異質でユニークな感じを持たれて、それが時には有効に働くこともありましたが、いざ会社の枠を出てしまえば、そんな「雰囲気」「キャラ」は役に立ちません。

自由を維持しながら、しっかり前に進んで行く為には、自分が船長としての自覚を持ち、スキルを磨き、24時間7日間自分の行動に責任を持つ事に他ならない、とリアルに認識する毎日が続いています。

それでも自分が自分のボスであること。
それには代え難い魅力があるわけです。

この会社に属さない生活の中の色々な気付きがある毎日をかなり楽しんでいて、それを記録しておきたくてブログを始めたのでした。

そして、もう一つは、やはり圧倒的に増えた子供との時間からの学びが多いと言う事。
ボクは典型的な「なんちゃってイクメン」で、たまにしっかり子供との時間を取る事はあるものの、毎晩午前様な生活。子供と接する時間を持てるのは朝の忙しい1時間と週末くらい。

一人息子が生まれる前はしっかり育児をするぞ!と考えてはいたものの、結局口だけパパ。
しかも子供特有の行動に右往左往するばかり。
メディアにちらちら登場する「イクメンパパ」達を見ながら、「この人達は架空の存在でメディアが煽ってる幻想に違いない。間違ってもオレはイクメンではない」と自覚してました。


それでも、Mrビッグというロックバンドのボーカル、エリック・マーティンが育児の為にバンドの活動を休止した、ということは妙にポジティブに頭に残っていて、そういうライフスタイルに憧れていました。


Unstoppable!!

実際、そのインスピレーションのおかげで、子供との時間は圧倒的に増えた訳ですが、ますます「オレは決してイクメンではない。イクメンにはなれない。Please don't call me イクメン」という心境に到ってます。

それほど、育児というのは深く、楽しく、辛く、訳の分からないことだらけ。
しかも、仕事と違って「あ、これは断ってしまおう」ということが出来ない。
本当に専業主婦(主夫)で育児の達人のママパパ達には頭が下がる。

そんな感じで、子供と向き合う事で、自分が育てられているのを実感する毎日なんです。
そういう学びをアウトプットすることで、誰かの役に立つかもしれないし、ね。。。
















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