Koy's blog

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2014年10月24日金曜日

ワイキキに、普段使い出来る心地良いバルとかあったら、やっぱいい。で、探し出したお気に入りのバル。

先日のポストの中で、LAという街ではぷらりと仕事終わりに気の向くまま一杯飲んで帰る、みたいな流されるライフスタイルは不似合いだ、みたいなことを書きました。

その舌が乾く間もなく、ワイキキでぷらりと寄れるバーをやっと見つけた!、みたいな趣旨のことを書こうと思います。


ホノルルに暮らして何が不便だったかと言えば、家でもないオフィスでもない第三のくつろげる場所、というスタバみたいなバーが中々見つからなかった事。

育児を最優先しつつも、不良イクメンにはそういう場所が必要だ。

ボクはスタバより新橋の喫茶店が好み、っつうこともあって、星の数程あるホノルルのスタバにはほとんど行きません。

そもそもアルコール抜きでくつろぐ、というコンセプトがボクの中に無かったりします。

東京で10年来行きつけにしてる恵比寿のワインバーがベンチマークなのですが、特徴として以下の通り。

  1. ぷらり、と行ける立地。
  2. 一杯ワンコインから1,000円で飲める。ふところに極めて優しい。毎日通える。
  3. CODなので、気が向いた時に清算の煩わしさが無く、ふらっと帰れる。
  4. 一人客が多い。
  5. オールスタンディングなので、移動が容易い。
  6. かつ程よい狭さで、客同士の交流が自然。
  7. 常連が優しく、リベラル。
  8. 合コンに不向き。 

ホノルルには素敵なホテルのバーはいくつもあるけれど、1杯15ドルくらいでさらにチップとタックスを考えたら、残念だが「ぷらり」なコンセプトからは外れてしまう。

仕方が無いので、家の近所に幾つかある、スポーツバーやアイリッシュバーを試してみた。


写真はイメージ

嫌いじゃない。
が、落ち着かない。

一人客が、カウンター越しに店の人とまったり世間話する、
隣り合わせの人とさりげなく会話を交わせる、
という雰囲気が皆無だ。

そもそもワイキキは観光地なので、そういうアメリカンなバーでは大抵メインランドのツーリストがグループで固まって飲んでいて、客同士が何となく話しかけ合い、近過ぎず、離れず仲良くなるみたいなカルチャーがない。

そういうことを出来そうなのは常連っぽいベースボールキャップをかぶった変なオジさんで、そういう人は大抵一方的にしゃべり、ついでにツバまで飛んで来るので、逆に仲良くなりたいタイプでもない。

基本働いている人は忙しいので、サーブしてくれる時だけ笑顔を投げかけ合うくらいだ。

おかげで、ずっと人に待たされてるさえないヤツに自分が思えて来る。
腕時計を意味も無く見たりする。

これなら、家で飲んでた方がマシだ。

ところが、そんなワイキキでようやく見つけた。
今年オープンしたばかりのワインバー。

Il Buco。
YelpのLINKをどうぞ。
Il Buco - Yelp

ワイキキのほぼ中央にあるのに、近隣は落ちついたコンドばかりで、日本人やメインランドのツーリストも皆無で、大きさも誰かの家のリビング程度で心地が良い。

オーナーはイタリア人で、彼かクロアチア出身の店番みたいなオジさんがサーブしてくれるので、ハワイと言うか、アメリカにいる感じがしない。
ヨーロッパのバルに近い。

タコのマリネや、タパスも10種類くらいあって、どれも絶品。
誰かとゆっくり会話しながら飲むのも良いし、一人でもゆっくり出来る。

そう思って、先日も行ったら、スゴイうるさいグループが居て「げ、ここもダメか!」と、一瞬引いてしまったのですが、
その後、一回もそういうグループに会う事はなく、例外だということが分かった。「ほっ。。」

こちらは、お薦めです。

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