| 朝が苦手な男という刷り込みを変えて見た。
驚くべきことだが、朝のランニングが続いている。
パッと見「体育会系」に見えると人から言われる事が多いのですが、完全に誤解です。
そういう「苦しい事大嫌い」な僕からすると、アメージングだ。
朝を変えると、一日が変わる
これはマジです。
うっかり、調子に乗ってラン後に勢いで近所のジムにまで行ってしまう事もある。
そこで、筋トレまでしてしまい、鏡に映った自分を「もしかしてイケてるんじゃないか、俺?!」
とかナルシズムを超炸裂!させてセルフィーまでしてしまう始末だ。
ナルな自分をこっそり肯定しよう! |
皆さんも一緒にそこそこなナル精神を持ちましょう!)
そのジムにポスターが貼ってあった。
先月の事だが、年初の勧誘キャンペーンの告知だった。
今年のあなた。ゴールはデッカく、小さな事から始めよう! |
| Think Big. Start Small
そこには「Think Big. Start Small」というショルダーコピーがあって、ふと立ち止まってしまった。
大きな事を達成しよう思ったら、小さな事からスタートすること。
これを自分なりに変換すると、
「自分を変えようと思ったら、朝の(たったの)1時間を変えよう」
という感じ。
僕は相変わらず修行僧みたいな顔つきと心地で朝のアラモアナビーチパークを走っている。
苦行が快楽になる瞬間を味わってやろう、ということしか考えていない。というかほとんど無の状態だ。
少しでも頭を使うと、「ここで歩こう」という気分になる。
(いつか楽になるというアスリートな友人達の言葉を僕は心から信じている。)
むしろ、初日は気合いが入っていたので、ツラいことをツラいと素直に受け入れる事が出来た。
今はなまじ「昨日走った」という実績がある為に、気合いの度合いが下がってしまい、「ツラい」というのを素直に受け入れられず、何度も「今日はヤメとくか」というダークサイドに落ちそうになる。
走り始めてまだ二週間くらいだが、ここからが継続出来るか否かの瀬戸際のような気がする。
三日坊主というのは、何かをスタートしたことに満足してしまい、「昨日出来たから明日も出来るだろう。だから今日は休もう」というメンタルが引き起こすのだろう。
朝を変えると、一日が変わる。
そうは知っていても中々アクションを取る人は少ないだろう。
つい二週間前までの僕がそれだ。
履歴書の「趣味・特技欄」に「朝寝」と書きたいくらいの人間だ。
| 大人の朝練を開始しよう。ザリヤートカって何だ?
前に読んだ「勝利する心」という日本のスポーツメンタルトレーニングの第一人者でオリンピアンのコーチだった白石豊氏の著作。
五輪に出場するアスリートのメンタルコーチも勤めた白石氏。ヘタな自己啓発本より、こっちお薦めです! |
その中に「ザリヤートカ」という言葉があった。
詳しくは白石氏のサイトにあるので、ここでは簡単に説明すると、
「旧ソ連のスポーツ生理学の知見を導入した体操選手の朝のトレーニング」の事だ。
フィジカルだけではなくて、メンタルも含めて一日のスタートをベストにする為のアスリートの身体調整のこと。
朝の体調を把握し調整する。
筋肉と神経を活性化する。
そうすることで、その日のパフォーマンスを最高にする事が出来る。
そういうアイデアだ。
白石氏のサイトからの引用
ザリヤートカはその日の本練習や試合で最高の動きができるように、30分ほどの時間で筋肉や内臓諸器官、あるいは神経系に適度な刺激を与え、目覚めさせようとするものです。ですからエネルギーの消費は大きくありませんし、むしろ寝ている間に空になった体というバッテリーに充電をするようなイメージのほうが強いのです。このためザリヤートカというロシア語には、充電トレーニングという日本語があてられていたほどです。
引用ここまで
アスリートに限らず、しけた気分な中年の男にも、このアイデアはメチャ有効なはずだ。
コレは大人の「朝練」だ。
そう決めた。
たった二週間の経験だが、やった日とそうでない日との違いそれを実感している。
朝、自分の身体と対話する。
(たいていは「お前、今日はもう少し寝てけよ」という悪魔のささやきだ。)
そして、軽く動的なストレッチして、体調を確認する。
そして走り出す。
それが身体を目覚めさせる。
筋肉と神経を活性化させるのだ。
このことを意識し始めてまだ少しなので偉そうな事を言えないけれど、確実に一日の違いを実感している。
朝を征すれば、きっと一日を征する事が出来るのだ。
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