1. 自分が共感出来る、もしくは自分に似てるキャラが出ている英語圏TVドラマか映画を観て、徹底的にそのキャラをモデリングする。
で、今回はその続き。
「2. 自分が一番興味ある領域の雑誌(実用書が望ましい)を数冊買って来て、自分の行動に役立てる為に読み込む。」
ちなみにこの2つ以外にも、鉄板な海外の映画DVDを三回観る方法というのもあります。
最初は字幕付きで観て、次は英語字幕、最後に字幕無しで鑑賞するというもの。
やっている人は結構いると思う。
映画の内容は最初に字幕を観て分かっているので、次は実際に喋っている言葉が自分がどこまでヒアリング出来ているかが把握出来る。
最後は、字幕と言うサプリメントを省いて純粋に目と耳で映画を観ると言う、ネイティブがノーマルにやっている作業を行うと言うもの。
ボクはこの方法で一番苦手なヒアリングを鍛えたのでした。
で、「その2」の方法。
そもそも、言葉は何の為にあるのか、というと当然人とのコミュニケーションを目的としてるのですが、もう一つ「知識の獲得」という側面もありますよね。
過去の賢者や他人の知見を書物で知り、そして自分の知識として行動に活かす。
簡単に言えば、学校の教科書を使った勉強は過去ケースの固まりを頭に詰め込む作業だし、初めて作る料理のレシピを読む、とかもそう。
今回紹介したいのは、自分の興味があってノウハウを欲しい、っていう欲求を利用した英語習得方法なのです。
よく、英語を学ぶのに、英語ニュースサイトや小説を勧めることもあるけど、
自分のアクションに繋げる、ということが重要だと思うので、最終的なアクションを目的とした実用書というかノウハウ本が最も適していると思うのです。
ボクの場合は、アメリカの料理雑誌。
Fine Cookingへのリンクはこちら。好きなサイト
美味しくてイケてる料理を披露したい、という行動が目的で英語は手段。
そもそも言語は手段だしね。
レシピの場合は、分からない単語を読み飛ばすと、必ずレシピ通りの仕上がりにならないので、一々電子辞書かなんかを頼りながら確認して行く作業になります。
ボクは決して心の底から完璧主義者じゃなくて、手抜き大好きなので、逆にレシピを他言語で見るのは、そういうイージーなオトコの戒めになるのです。
そうして繰り返して行くうちに、知っている単語数も増えて、辞書がいらなくなるし、
オンスやポンドといった、日本人には感覚的にわからない量のイメージも換算表を見なくても把握出来る様になります。
そうすると、今度は単にレシピだけではなくて、そういった雑誌の中のコラムなどへのバリアが下がって読んだりする様になります。
そんな感じで、料理だけではなくて、ライフハック的な掃除の仕方や子育ての英語サイトなんかを見る事が日本語と同じような感覚で出来る様になるのです。
あくまでも、言語は「ツール」なので、そのものを「勉強」するのではなく、あくまでも「ツール」として活用してやる!と心に決めるだけで英語習得への道が大きく切り開かれるのです。
ちなみに、ボクはこの方法を使って今イタリア語とフランス語とスペイン語に挑戦しています。
とか書くと、勇ましいのですが、まだ始めたばかりで、言語との相性を測ってます。
どれか一つの言語に絞る予定です。たぶんイタリア語かも、でもスペイン語できたらアメリカ大陸ほぼ網羅出来るしな、とか。。(てか、フランス語難し過ぎ!!)