Koy's blog

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2015年5月15日金曜日

ホノルルトライアスロンが5月17日に開催される。いよいよか〜。

MAJIでトライアスロンする3日前。


MAJIでKOIする5秒前と歌ったのは、20年前の広末涼子だった。

揺れ動く乙女心を書かせたら天才的な竹内まりやの作詞作曲だった。

当然、当時20代で男子な僕にはそんな心境など分かるはずも無かった。
B面は「とまどい」というタイトルだった。

聴いた事は無い。。

まさか、40代のオッサンになって、その心境が理解出来るようになってしまうとは!


期待と不安の入り交じった「とまどい感」炸裂な乙女の心境を。


3日後のホノルルトライアスロンに参加するのだ。


2年前に生まれて初めてホノルルでトライアスロンを観た。


僕は観戦者だった。
いや、傍観者だった。

スタートの開始時間頃にノソノソと起き上がった僕は、若干二日酔い気味だった。


それでも「応援しに行くよ」と言った自分の言葉を思い出してアラモアナビーチパークまで観に行ったのだ。

スポーツの祭典独特のポジティブな雰囲気に周辺が包まれていた。


皆、キラキラ輝いていた。

二日酔いの自分が恥ずかしかった。

真剣な顔、楽しんでいる笑顔、苦痛に歪んでいる顔。

様々だったが総体としてもの凄く爽やかで健康そのもので、感動的な空気が充満していた。

その場で一切汗をかいていない僕は浮いていた。

傍観者の分際でその夜の打ち上げにまで参加してしまった。


その後、仲間に誘われた。
僕はそれを固辞した。


だって、どう考えてもムリだしょって!?


今までの僕の日常は、全体的に見て健康的とは言い難いものだ。
もちろん、一度厄年にぶっ倒れて以来、健康には気を使っていた。

とは言え、酒は深夜までほとんどエンドレスに飲む。
飲めば飲む程、タバコも進む。(ハワイは禁煙の場所が多いが、東京の飲み屋はスモーカー天国だ。)

翌朝はもちろん二日酔いだ。

それでもジムには通っていた。筋トレだ。
腹が出た中年にはなりたく無かったからだ。

そして、ワークアウト後のサウナが何よりも楽しみだったのだ。
いや、それよりも最高なのは、その後のビールだった。


完璧なる「オッサン」だった。

トレッドミルや水泳みたいな有酸素運動には全く興味がなかった。


というより、僕の世界には存在しないものだったのだ。
視界にさえ入ってこないので、週4日通っているジムでも、そのエリアとフロアがどこにあるのかさえ知らない感じだった。


「疲れ知らずのカラダになりますよ。僕も煙草パカパカ吸ってましたけど、自然に止められました」
という40になったばかりの友人の言葉。

「筋トレも良いけど、40過ぎたら男はスタミナだよ。」
というトライアスロンチームリーダーの言葉。


日常に変化を望むなら願っても無い機会じゃないか!

それでも、やはり自分が泳いで、漕いで、走ってる姿をイメージするには時間がかかった。

そんな僕は今年に入った2月くらいからようやく走り出した。

先ず、ランだ。
1km走れば、もう無理だった。
オバアちゃんランナーに抜かされて心が折れた。

スイムも始めた。
50mで溺れた。


今まで100m以上泳いだ事はない。
それも中学の時限定だ。

バイクも始めた。
これは、楽しかった。
小学生の時に親に買ってもらった最新のドロップハンドルのチャリを毎日乗っていたワクワクする記憶が蘇って来たのだ。

あの頃はチャリさえあればどこまでも行けると感じていた。

そうか!
トライアスロンって、全て子供の頃にやってたヤツじゃないか!

子供は走るのが好きだ。
水辺で遊ぶのが好きだ。
チャリが大好きだ。

そこに気が付いたはいいが、やはり練習は必要だ。

そう思って、仲間と時間が合わない時は自主トレを開始した。(人がいる方が、モチベーションの維持が出来る。一人はどうしても怠けてしまう。。)

というのが、2〜3ヶ月前だ・・・・・・・。


「・・・・・・・・・!」

いやいや、やっぱ無謀だろ!
やっぱ無茶だろ!



おっと、ちょっと待て。

このブログのタイトルは人生を変えようだったじゃないか!



「大丈夫!」

そう仲間がcheer upしてくれてるじゃないか。


持つべき物は、既に幾つもの葛藤を乗り越えている先駆者たる友人達だ。

彼らの言葉には説得力がある。
彼らは僕にとってのヒーロー達だ。

僕は彼らから醸し出されるポジティブなオーラに牽引されて、導かれているのだ。

そうするとイケそうな気もして来るから僕も単純なのだ。


自分の場所じゃない、みたいな違和感を乗り越えろ!


もちろん、インターネットでホノルルトライアスロンの申し込みをクリックした後でも現実離れした感覚だった。


別の誰かの為に申し込みをしてあげた感覚だった。

このハワイと言う「トライアスロン」をする為に完璧な環境というお膳立て。
そして程よく厳しく&優しくエンドースしてくれる友人達。

この両方がなかったら、全く始めるきっかけすら無かっただろう。

僕がメンバーになったのは、作家でガチなトライアスリートでもある友人がリーダーをつとめるチームだ。

なんちゃってではなくて、数々の実績を持つようなマジでガチなトライアスロンチームだ。


まるでレアルマドリードに迷い込んだ草サッカーのオヤジみたいなのが僕だ。

朱に交われば朱になる、というが、それは当の本人が今立っている場所に強烈な違和感を感じることが前提だ。


今朝の朝トレでも、日本から続々と集まったトライアスリート達は、バッチリ、トライアスロンウェアに身を包んでいた。

カッコ良かった。

僕はと言えば、普通にトレパンでの参加だった。
まだカッチョ良いウェアが手元に届いていないのだった。



白鳥の群れにアヒルが一羽だった。

シェパードの軍団にパグだった。(いやパグ大好きです。)


今朝の直前トレーニング。フィットネスジム用のトレパンで滑走する僕(手前)。
ケツが痛い。
併走してコーチしてくれるのは、元プロレーサーで今はプロクラブの監督さん。
マジに凄い人に教わってるんだな〜

これを「違和感」と言わず何と言う・・。

僕が百戦錬磨のアスリートだったら、そういう外見の違和感を吹き飛ばすくらいのオーラを炸裂させるのだろうが、いかんせん新人社員でもないインターンと同じだ。

まずは、紺のスーツに身を包んで自己研鑽に励まなくてはならない。
何も出来ないのなら、せめて格好だけでもそれなりにしなくては始まらない。

そうやって、いつしか役員にとがめられても常にジーンズとTシャツという舐めた格好が出来るというものだ。
(サラリーマン時代の僕だ。)



2年前に撮った写真だ。まさか、コッチからアッチへ行くとは!

さぁ、本番は3日後の日曜日。
どうなることやら。


自分が「のほほん」、としていられる領域を出てしまわなければ何も変わらない。

アラモアナのビーチを、コースをただシンプルに楽しもう!
きっと天気も最高だろう!



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